見えにくいから、書いとくか


デビューからわずか二カ月足らずで、ネットの話題を独り占めにしてしまった超大型アイドルだ。「初音ミク」で検索すると、彼女が歌う曲を何千本も見つけられる。
とはいえ実在のアイドルではない。彼女の正体は、歌詞と音程を入力するとその通りに歌ってくれるパソコンソフト。女の子(16)が歌うという設定が受け、音楽ソフトとしては異例の売れ行きという。
実力も折り紙つきだ。ヤマハが開発した「ボーカロイド2」という技術を元にしており、本当に歌っているようになめらかに音がつながる。人気声優の藤田咲の声質を分析したデータを使っており、そのアニメ声は絶妙に「萌え」を誘う。
現状では、ネットに公開されている彼女の歌はアニメソングなど「著作権侵害」のものが大半。だが簡単に声が乗せられる特徴が受け、徐々にDTM(パソコンでの音楽製作)でのオリジナル曲も増えつつある。
実は彼女の衣装は、ヤマハのシンセサイザーの名機「DX7」をイメージしたもの。約二十年前に巻き起こったDTMブーム再来への期待もひそかに背負っている。





・・・。
んー。

デカい突っ込みどころがないわけじゃないが、それは沈黙がいいんだろうなあ。

精米の続き。