ソース準拠の音出しと録音等

※この文章についていうならば、すべてにおいて間違っている可能性が大であることに気をつけて記憶の復帰を行う必要性がある。


Windows付属のムービーメーカーはAviかWMVによる書き出ししか不可能ということで、結局だめだった。
というわけで、結局らっぷにソイジョイをやることで、何とか頼もうと思ってます。
「メンドクセ」
というのは、わかりきってるんですけどね。
パラメータの設定だけで書き出しができるなら、そちらのほうが、余程楽だし。



録音環境と基礎知識について

録音とは、ソースが異なるものを何らかの記憶媒体に対して、落とし込み、保存することを言う。
特に録音についていうならば、音声トラックを扱うことができるものであることが大前提であり、それらは民生用でいうならば通常カセットテープであったりミニディスクであったり通常のCD-Rであったりする。
逆に録音目的で同時に映像さえもRecするということも不可能ではないし、そういったニーズもある。
録音方法については旧来からなんら変化はしていない。
原則として出力されたものを、別の録音可能なソースに入力するということになるのだが、その間に様々なものを介在させることにより、選択肢の幅を広げることが可能である。

通常の方法

通常、録音開始前には出力を行う側と入力される側との音量の同期を取るために、1KHz音などの発信音を利用してピークメーターの設定を行う。この際通常はミキサーを利用して発信を行う。
業務用ミキサーには通常発信音を発する機構、Oscillator(オシレーター)が付属しており、「ピー」音を利用することができる。デジタルミキサー(利用したことがあるものとしてはO2Rしかないのだが)の場合であれば、複数種類のオシレーターを利用することが可能である。(たとえばノイズ音であったり、他周波数のものであったりする)音声の変化があらかじめどういった幅で行われるかということが判明しているようなソース、つまり、CDであったりMDであったり、何らかのレコードやテープ媒体(DAT等)であった場合は、一度Rec待機状態にした録音ソース側のレベルメーター、そしてミキサーのレベルメーターを相対的に見て、PeakならびにOverレベルに入っていない状態を維持することができるならば、そのままrecを行ってもなんら問題はない。
しかし、この場合は注意することがある。
私の経験則上、カセットテープの場合は通常プラスマイナス0の点で停止させた場合は、あまりにもrecレベルが低くなってしまうがために、音量が微弱で、また、その状況で録音されたソースを増幅させて出力させた場合に、ヒスノイズが入ってしまう事があった。
また、MDにおいても同様で、0点が最大の位置に存在し、また、その後はOverとなるのだが、0点で停止させるよりも、常に8割程度以上0点未満(0には絶対にかかることがないように設定する)でRecするというのが良かったと記憶している。
カセットテープを利用する場合、音量の問題から、あえて多めに1、多くて必ず3で停止するようにRecを行うようにする、または2を超えるか超えないか程度で停止するようにあらかじめミキサーのフェーダーを固定させるという事をしていた。
MDにおいても同じように、常に8割程度であり、また0点には絶対にかからないようにしていた。
MDの場合は録音レベルが高すぎる場合、音が潰れていたように記憶している。




音声の変化が常に起こるような媒体の場合

つまり、ナレーションや朗読のRecであったり、人の歌唱(ボーカル)音声のRecに関連する場合。


コンデンサマイクを利用してRecを行った記憶がある。
利用したコンデンサーマイクSONY製のC-38Bあたりだったと思われる。というか、そこまでは記憶していないが。
ttp://www.ecat.sony.co.jp/professional/audio/products/index.cfm?PD=11971&KM=C-38B


現在の深草中学高校のスタジオのセットではおそらく同様またはそれ以上のレベルでのレコーディングは不可能である、と、言い切る自身がある。
なぜなら、あの当時のカスな教員たちによって、ミキサーが壁埋め込みがたの単なるフェーダーを上げるだけでいいとかいうバカげた物に変更されてしまったし、なによりもパッチ盤すらなくなってしまったからだ。
つまり、30km先にいく必要性があるのに車に乗ることを「免許を取得するのが難しいし、何よりも運転していると年齢のせいで事故を起こすことが怖いから」と言って忌避し、逆に「自転車で行くからいいよ」といい、その結果がけから転落するとか、自転車で疲れたとか文句を言うような、そんなバカげた変更内容であったからだ。
これに関しては本当に今の高校生たちに同情せざるをえない。
まったくもって、年をとりたくないものだ。
そして、年をとって、向上心さえも忘れてしまい、何よりも自分自身の技術力を上昇させるということをせずに、現段階の状態で満足してしまう時点で彼らには技術の必要となる製品の扱いは不可能、かつ、触る資格すらない、と、この際、言い切ってもかまわないだろう。

彼らは、私たちには勝てないのだから、なら、勝てない状況にならないように、すべての機材をランクダウンさせ、子供のママゴトと同じレベルで終了させてしまえばよいのだ。という判断をしたのだろう。
自分たちも、子供のママゴトのレベルに落とし込んでしまうのだ、ということを判断出来なかったと見える。
ホール調整室に導入されたO2Rに関して言うならば、正直レコーディングミキサーをホールに導入するということで少々戸惑いもしたが、単なるフェーダーだけのカスミキサーを入れられるよりはましだろう、という点で妥協したし、何よりも、大学生だったK科氏が大きな便宜を図ってくれたらしく、そのおかげで比較的ましな設備になっていた、と思えば、比較的許せる範囲だ。

話を戻そう。


私にとって、コンデンサーマイクの扱いは思いのほか難易度が高かった。
しかし、あえてそれでいて、コンデンサーマイクを利用した理由がある。
全国高等学校放送コンテストの朗読部門の練習ならびにあの人自身が望んだことでもあるのだが(本来、そうでなければ録音するなどということはしなかった)、MDに録音する機会があり、その時がそれだ。
通常のダイナミックマイクと比較しても、よりよい音声の録音が可能となる点から、多少の扱いが難しくともそちらのほうを優先することにしたという、実験も兼ねた内容。


使用法

コンデンサーマイクは音をクリアに取得してくるが、ある一定の要件を満たさなければ使用することができないため、通常のダイナミックマイクよりはとり回しが難しいと、私は思っている。
通常ダイナミックしか利用しないような人間が使用をためらうような、その理由として挙げられるのが、やはりミキサーの困難さ、と電源といったあたりだろう。
電源として利用するのは、昔のラジコン用のリモコンに使用していた角型電池、またはミキサー側からの電源供給、つまりファンタム電源である。
ファンタム電源が使用可能な状況であれば、コンデンサーマイクへの通電はそれで可能となる。
電源がなければコンデンサーマイクは利用できない。
また、コンデンサーマイクはその特性上ミキシングが困難となる。
音をクリアに取得するということは、逆に言うとそれだけでミキシングの難易度が上昇する。
直接的にスピーカーを通じて出力する場合であっても、実際に録音する場合においてもその原則は変わらない。特に前者においては、ハウリングの防止に苦労するだろう。


ホールでの利用となると、ハウリングの防止という観点から格段に難易度が上昇するのだが、スタジオ調整室とスタジオの間においてのみ、それも録音のみ、ということで、フルに活用できるのではないだろうかと思い立った。
あまり自信はなかったが、成功したということができるだろう。


使用手順としては通常のマイクと同じようにマイクコンセントへ接続し、その後録音を開始するのだが、その前には一応あの人自身の音声のvol合わせを行う必要があった。
1.朗読部門だったので、一番力をこめて読む部分、または強く詠まなければならない部分において、音量が丁度9割程度になるように調節する。
2.その後、自分自身の耳でEQを微調節し、より自然に、そのままの音声を録音するように設定。この際に気づいた事としては、女性にしては声の高さが低め、つまり男性の声からすれば高い程度の音域であるという点から、低音が強めであるという点。逆に高音部分についていうならば、本来の女性の声程神経質にカットする必要性もないという特徴が挙げられた。
3.そのため、低音域を思い切ってアナログミキサーのダイヤルにして1.5カット、通常きるべき高音域を逆に0.3ptほどupさせたところ、本来の音声にちかづいたので、それでGoサインを出す。
4.試験的なRecをまず数秒にわたって実行し、その後一度録音側のソースを再生してみたところ、ほぼあの人自身と同じ音声が録音されていた。通常、マイクを通すと変化してしまうとされる音声が、ここまで綺麗に録音できるものか、とかなりの驚きを覚えたのを記憶している。




逆に言うと、全く同じといっていい声が、スタジオのモニタースピーカーから聞こえてくる羽目になったわけで、果てしなく気持ち悪いという印象をうけた。





小さい配慮

人間が、綺麗と思うだろう音域は矢張り低音域よりは、高音域であるのはそのとおりだと、私は思う。
いかに、低音と高温を綺麗に録音し、再生する環境に応じて用意してやることが出来るかという事も、重要な仕事であると考えている。


逆に言うなら、そのためには原音を多少変質させることになっても止むを得ない、と、過去の私は考えていた。

つまり、私がスタジオで録音していたMDや、その他のwavから変換して製作したCDなどは、すべてにおいてホールで流したり、スタジオの中に保管されていた業務用スピーカーを通して流された場合に、多少Eqをいじっただけで最適化されるように、あらかじめ録音していた。

このあたりは、正直趣味の段階なのだが。

そのためには、逐一、環境に応じた音を製作するためにその環境を知る必要がある。
常に機材からあらゆる状態の音を流してみて、どういった特性がそれらの機材に存在しているかを見極めて、それによる音をあらかじめ製作することが可能である状態になる必要性がある。



それは、学園祭のときの、RBCにもいえるのではないかね?リングサイドは案外ひどいぞ? >tanatake



音割れや、ハウリング、各種スピーカーにおける音の広がりや得意とする音域、スピーカーごとの役割分担、配置などもそれによって試行錯誤することが出来るようになる。
すべては情報を取り入れ、それだけでなく、こういった関連のものについていうなら、実体験してみることが必要だ。
ただ単に配置を終える、リハーサルを行う、それだけではなく、多種多様な音を流してみるということが必要になる。
単にpopsを流すだけではなく、ロックだったりバラードだったり、80年代フュージョンだったり、それらは様々。


そういった点で、えろげ曲はなかなか秀逸だった。(何
今で言うなら、東方あたりを分析にかけてみるのも面白いかもしれない。