他人に特技は?と聞かれて返答に困ると面接で落ちる?

昼間に更新した場合、真面目っぽいひかわさんになり、挙句に意味不明で長文になってしまうので、それはそれで面白くないんですが、イベントも近いので一応記述しておこうと思った。


うちの大学では、11月1日と2日にふれあいセミナーという、どこか自己啓発のような名前のイベントが開催される。これは実際のところ自己啓発セミナーではなく、「うちでは、求人をやっています。」という企業がこんな京都市北区の大文字が半分くらい裏山と化している大学くんだりまでやってきて、合同説明会と同じような型式で行う、謎の集まりだったりする。
別に謎でもなんでもなく「大学で行われる合同企業説明会」といってしまえば終了なんですが、以前に参加したときに問題となったのが、私の動機と趣味と自己PRの欄。

私は現在大学の5年目で、つまるところ木尾士目の漫画風に言うと「五年生」なのだが、一応4回生のときに就職活動をして内定を貰っている。つまり、一回は就職活動をやっていた時期があり、その経験と私自身が就職活動を行う上での委員の中でも、リーダー的な役割をしていたうちの一人・・・ということもあり、企業さんとの会話をしたり、PRをしたりするのはお手の物だと、
私が企業さんのブースに着席したときの相手は思うわけですが。


就職活動を行ううえで、特に面接で一番大切なことは何か、というと、一年より前の私の場合は迷わずに「あることないことを、少なくとも嘘ではないレベルにまで掘り下げて、スラスラと、それが全く真実であり嘘ではないということを、相手に信用させつつ話のメインとして持っていく」ということを言うに違いない。
勿論、嘘ではないレベルであり話の内容は至って真実なので、揚げ足を取られることも少ない。取られたとしても、すぐにフォローが可能である。


キャリアセンターに相談にいくのはいいのだが、肝心のその部分が今の私にはない。つまり、他人に対してこれといった特技や売り込みの方法等もなくPRにも欠けると言うことである。


日本語の難しい表現として「〜できる」というものがあるが、それの度合いが、今の私にはわからない。無責任に〜できます。とはとてもじゃないが日本語で返答をすることができない。
そういう病気。
パソコンをできますか?
という表現を使われると「「できる」レベルの定義をお願いします」という風に返してしまい、その表現をあたかも当たり前のように使ってきた、話の相手は「こいつ、たかが学生で・・・」となり、企業担当者は内心で腹を立てるわけである。
実際「できる」という日本語を使う上で、パソコンを〜とするのは不適切であると私は思う。
勿論、そういった返答を行わずにそのまま会話を続けるという選択肢もある。勿論考えた上で、どちらがよいか判断して返答をした結果が上記。
この辺りが法学部担当の女性に言われる「君は会話で考えすぎ」という事なのだろうが、本人はこれに関しては、全くもって制御するどころか特に年上の、他人レベルの人間に対して、自然な動きとしてこれをやってしまっているのでどうしようもない。


少なくとも、今年度は昨年度と比較して、考えられないほどの求人が大学のキャリアセンターに申し込まれているらしく、確かに4回生以上の求人票は壁一杯に貼られ、それだけでは足りずに増設されている移動式の掲示板にも目一杯貼られている。


が、一年間を無意味に過ごした私には、どうやらそのことすらできなくなっているようで、このままではまずい・・・
ので、適当でもいいから趣味を見繕って、特技も見繕って、長所も見繕って、自己PRも早急に見繕って、見繕って見繕って、1日と2日に備えなければならない。



という話だったのさ。

これはmixiのコミュに参加しない理由でもある。
相手に対して趣味なんです。と、胸を張って言えるようなレベル。
そもそもレベルって何なのかという事すら今の私の中では揺らぎつつある。個人的に、この機会に考え直すという点では、いい傾向ではあると思っている。




「自信のない状態くらいでやるのが丁度いい」って言っていた俺は何処へ。